事業内容

 

クリーンアップ・殺菌業務

施設・設備の定期的なクリーン化は維持管理の上で必須です。 自社管理では困難な、各種薬剤を用いた洗浄・消毒作業も当社の専門技術員が、適切なクリーン環境維持に貢献致します。

過酸化水素ガス

有機物に接すると過酸化水素が水と酸素に分解され、この際に放出されるヒドロキシラジカル(OHラジカル)が持つ強い酸化力が微生物の細胞膜等に損傷を与えると言われています。

 

過酸化水素ガスを使用するメリット

  • 他のガス殺菌と比較して 残留性が低く、 人および環境への 安全性が高い とされている。
  • 低濃度殺菌(80~150ppm)で行うため設備等の腐食リスクを低減できる。
    また、設備等の養生はほとんど必要ない。
  • ダクトによる均一拡散により、殺菌環境内の ガス濃度を均一に安定 させることができる。
  • 安定したガス拡散、環境内の温湿度パラメータより、単位時間における殺菌効果予測が可能。

作業のご紹介

 

過酸化水素ガス殺菌例
薬剤噴霧例
洗浄作業例


過酢酸製剤

過酢酸が水と酢酸に分解する際に放出するOHラジカルの強い酸化力が殺菌効果を持つと考えられています。 また、噴霧の際に遊離した活性酸素が細胞内の酸素結合を破壊して不活性化させるとも言われています。


金属の腐食に関して

過酸化水素、過酢酸共に殺菌力を保ちながらも低濃度で除染を行うため、 機器の損傷の心配はありません。
また、精密機器の養生なども必要に応じて行います。

その他薬剤による施設の洗浄・消毒

  • 次亜塩素酸ナトリウム
  • 塩酸アルキルジアミノエチルグリシン
  • 消毒用エタノール

  • ホルムアルデヒドガス殺菌

    バイオハザード施設・設備・機器の除染、高度な清浄度のバイオロジカルクリーンルームのクリーン化など、高い殺菌効果が要求される場所で、お客様のご要望がある場合にご対応いたします。

    ホルムアルデヒドガス殺菌の特徴

    • 芽胞菌を殺滅する「強い殺菌力を持つ」
    • 比重が生活気層に近く、拡散性に優れているため、狭い隙間を問わず、隅々まで殺菌可能。
      機械類に対する影響もなく、施設・  設備の殺菌に有効
    • 特定化学物質のため、取扱いには専門知識・技術が必要

    殺菌後は酸化分解処理をしますので、

    残留ガスや中和による生成物の影響などの心配はありません。

    作業のご紹介


    ホルムアルデヒドガス
    分解装置

    気相中ガス濃度

    確認作業

    ホルムアルデヒドガス

    発生装置



    その他 施設環境モニタリング調査

    上記各種殺菌後に微生物学的環境モニタリング検査も実施致します。 施設グレードに応じたポイント設定や落下菌浮遊菌、付着菌検査(一般細菌・真菌)を実施し施設清浄環境の確認を行います。 また、実験動物施設等において施設清浄環境を確認するため、定期的な環境モニタリングを実施し、結果のご報告と汚染環境が発見された場合に適切なアドバイスを合わせて行います。 その他、HEPAフィルタの交換、清浄度測定等の施設維持・管理に必要な業務も行っております。

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